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●諏訪直樹没後20年

「現場」研究会HPでは、コバヤシ画廊における「諏訪直樹没後20年追悼展 twenty years ago - 黙契の歳月」(2010年9月13日ー9月25日)の開催と連動して、諏訪直樹特集を掲載いたします。諏訪直樹と縁の深い方々からの広くエッセイを募り、彼の人となりを顧みると同時に、そのしごとが備えている現代的可能性をも照射したいと願っての企画です。今回の追悼展および本特集が単なる懐古でなく、諏訪直樹という存在を、ひとつの「現場」とし問い直す契機となることを願ってやみません。末尾ながら、お忙しいなか、稿料なしのエッセイをお寄せいただいた方々に心からお礼を申し上げます。諏訪直樹の没後20年を記念する大きなブーケとして、この特集を諏訪直樹の墓前に供えたいと思います。

「現場」研究会代表
北澤憲昭


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essay
「世界」の創造

 天地を造り了えたのち、神は、何かもの足りなさを覚えた。あしたは安息日と決めているが、このまま寝てしまうのではつまらない。何か、することはないだろうか。植物が生い茂り、動物たちが地を駆け、鳥たちが空を舞う天地を眺めながら神は退屈していた。

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press review
大友真志写真集『GRACE ISLANDS―南大東島、北大東島』(KULA)
otomo
語らなければならない、しかしいつも言葉からすり抜け、語ることを困難にさせる作品というものがある。


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